癌患者も障害年金を受け取れないことはないのですが、難しいです。
- 正明 たかひら
- 2016年4月15日
- 読了時間: 3分
【がん患者も対象】ほとんどの人が知らない、病気の時に受けられる『障害年金』が注目される! 2016/4/11 で紹介されているツイートは、非常にはしょって書かれています。
勝俣範之 @Katsumata_Nori 2016年4月7日 10:06
「がんの患者さんが障害年金をもらえることは、いまだにほとんど知られていない。
障害年金は、簡単に言うと、重病になり、老齢年金をもらえない可能性のある患者さんが、前払いとして、年金を受給できるという制度と言ってよい。
進行がん患者さんは皆受給する権利があると思います。もっと知ってほしい。」
勝俣さんは、日本医科大学武蔵小杉病院腫瘍内科教授、部長、外来化学療法室 室長です。
手続きもツイートされています。
①申請は、がん発症から一年半経過していなければならない。 ②がんの再発・転移者であり、根治がこんな状態であること。もし、受給者が根治した場合は、支給は取り消される。
③厚生年金に加入している人は、障害認定3級から支給されるが、国民年金加入者は、2級から。
④厚生年金加入者は、日本年金機構で審査されるために、認定までに約半年位かかるが、国民年金加入者は、年金事務所で審査されるので、申請から3ヶ月後くらいから支給される。
(たかひら注:
⑤がないのは、投稿のままです)
⑥老齢年金を一度でも受けていた場合は、受給が困難である。
⑦障害年金は、身体障害者の年金とは別であり、認定医でないと診断書が書けないということはないし、障害者手帳も給付されない。 ⑧この障害年金は、遺族が申請することも出来る。但し、亡くなってから5年以内である。
これでは障害年金が、
「老齢年金をもらえない可能性のある患者さんが、前払いとして、年金を受給できるという制度」であり、 「進行がん患者さんは皆受給する権利がある」
と勘違いして受け止められてしまいます。
障がいの程度に応じて、日常生活がどれほど困難であるかという視点で支払われるのが障害年金です。 病気になったからもらえるというわけではないし、前払いというわけでもありません。
癌でも請求できますが、審査医師も、病気と障がいとを分けて考えます。
結果、もらえているのは、かなり重篤な患者さんだけです。
これはツイートを紹介したサイトでも
障害年金の受給の難しさ
障害年金は遺族年金や老齢年金と違って行政による審査があります。
医師の「診断書」と本人の「申立書」によって書面での判断となります。
申請が通らなかった場合不服申したてはできますが、年単位の時間がかかることもあり、更に最初に提出した診断書を修正することはできません。
そのため、初めての請求で出す診断書が極めて重要になってくるそうです。
と書かれ、 詳しい相談先として
こちらでは癌だけでなく、
うつ病・統合失調症・発達障害・高次脳機能障害など
脳梗塞・くも膜下出血など脳血管疾患の後遺症があるとき
視力・視野・聴力が低下したとき
心不全症状またはペースメーカー・人工弁を装着しているとき
中皮種・肺気腫・間質性肺炎などの呼吸器疾患
人工関節・人工骨頭を挿入置換しているとき
糖尿病とその合併症
肝硬変などの肝疾患
人工透析を受けているとき
人工膀胱・人工肛門を造設しているとき
など様々な症状での障害年金受け取りの相談を受けています。
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