エンディングノートを使うなら
街で売っているエンディングノートは薄い冊子のように思えます。 例えばコクヨのエンディングノートは64ページしかありません。 こんなに薄ければ簡単に書けると思いますよね? と ころが、その中身は、相続にあたる(有価証券・銀行口座・不動産やその他資産・借入金・ローンなど)だけで...
ダメな遺言の例
遺言は形式がありますので、自由に書くと後に家庭裁判所が見て、無効とされることもあります。 行政書士だけでなく弁護士や司法書士などのプロが、せっかく書かれるならばと、公正証書遺言をおすすめするのは間違いが起きにくいからです。 法律で有効な遺言となっても、後で困る例もあります。...
相続不動産の評価
家などを相続する際、その評価額を税務署に申告する必要があります。 これは3000万円+人数×600万円の相続税控除の範囲内でも必要です。 多くの方は申告を依頼する税理士に評価もお願いすることが多いです。 税理士は、その家を調査し、相続税評価額を計算して相続税の金額を教え...
遺言は重要!! 相続人がいないと、遺された財産は国に召しとられてしまいます
パートナーや子ども、親兄弟がいない方が亡くなった場合、その財産はどこに行くのでしょうか? 例えば生前介護などで世話になった人に譲るといった遺言があれば、そのように相続されますが、遺言もない場合、国の財産として国の財布(国庫)に入れられます。 その額なん...
遺言は重要!! 渡したい人に財産が相続されない
④ 渡したい人に相続されない場合です。 事実婚で、入籍をしていないパートナーでは、二人の間に子どもがいればその子どもには相続されますが、事実上の夫や妻であってもそのパートナーには法律上1円も財産は相続されません。 亡くなった方が所有する家に住んでいて、前の結婚で子どもがいれ...
遺言は重要!! 渡したくない人に財産が相続されてしまう
① 子どもと結婚したパートナーを、親が嫌っていたとします。 特に財産目当てのような結婚であれば尚の事でしょう。 そんな場合でも、そのパートナーが子どもよりも先になくなるか離婚しなければ、1番目の相続の権利はパートナーにあります。 パートナーだけが相続するわけではなく、...
成年後見人として、グループホームでの心配な出来事
私も学ばせていただいているソーシャルワーカーの方が事例を提示していて、やり取りをさせていただきました。 ソーシャルワーカー: グループホームを利用する重い段階の行動障がいと知的障がいのある利用者のお話。 利用者を一人にして、スタッフは買い物に行きました。 ...
成年後見院の医療同意書へのサイン
成年後見人にはご本人の医療行為について、同意権があるわけではありません。 これは行政書士の成年後見人だからではなく、弁護士も司法書士も社会福祉士もありません。 成年後見制度の法的な担当者である法務省民事局は、 成年後見人は、医療契約を本人に代わって結ぶことはできる(どこの病...
リフォーム詐欺は取り戻しにくい!
騙したり、脅迫して物を売りつけたりすれば、後からでも取り消しができます。 ですが、後になって取消できにくいものがあります。 それがリフォーム詐欺です。 行政書士などの成年後見人がついていれば取り消すことはできますが、そうでない高齢者からは取り消せないように、詐欺業者は上手い...
高齢者の結婚では、内縁のままの方が財産を沢山受け取れる (悪の知恵?)
今回は、相続する子どもさんたちにとっては良くない話です。 高齢者の結婚も増えていますが、財産相続を考えれば、入籍しないでほしいと子どもさんたちが言うとの話をよく聞きます。 ところが、相続よりももっと遺されたご本人の配偶者が受け取る方法があるん です。...