お墓じまいの説明
お墓には3つの役割があると言われています。
それは、
① 尊厳性=先祖や故人を偲び敬う場として、ご遺族の心のケアとなる役割
② 永続性=お墓が朽ちることなく、伝統的な供養文化を維持し、未来永劫続けて守るべきものとしての役割
③ 固定性=先祖代々の遺骨の埋葬場所として、動かず、変わらず、その地域に根付く役割
です。
ですが、昨今、少子高齢化などで、元のお墓に入るどころか、お参りをし、お墓を継承する人も減ってきています。
そんな子孫が後を継がないお墓の魂を、ご遺骨とともに移動させ、永代供養として、先々の供養がなされない寂しい無縁仏としないようにするのが、お墓じまいです。
移動先は、納骨堂や、ご自宅のお仏壇、ご遺灰やご遺骨をペンダントやネックレスなどに収納して手元に置かれたり、海などへの散骨、桜の木の根元への埋葬や、一心寺のように遺骨による阿弥陀仏(御骨佛)建立、永代供養墓、共同埋蔵施設のような合祀施設などがあります。
ご本人がお元気なうちに、遺言や終末医療宣言書、どのようなご葬儀を望まれるかなどを書面にしておかれ、ご家族の皆さんがのご本人の意思を尊重できますようにお手伝いさせていただきます。
ご相談の際に、墓地・霊園見学のチェックシートなどもご用意し、手順や料金相場などもご説明させていただきます。
どうぞお気軽にご相談ください。