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「予算がない」を行政の逃げ口上にさせない、不妊手術チケット活用例

公益社団法人 どうぶつ基金では、不妊手術のチケットを、個人の抽選だけでなく、行政枠として特別に配布しているものもあり、行政も予算を組まずとも可能な施策として、協力をお願いできないかを模索すべし。

岸和田市は、私がこの例を示しても、「担当課がない」(自治振興課)など、寝惚けたことを言い続けている。

市民のために汗をかきたくないなら、役所を辞めてくれんかね?

公益社団法人 どうぶつ基金 さくらねこ無料不妊手術 平成29年度 行政との協働実績・資料 https://www.doubutukikin.or.jp/activity/campaign/document より 近隣の組織は、 泉大津市役所 大阪スポーツみどり財団 浜寺公園管理事務所。 このうち、行政である泉大津市に訊いてみた。 泉大津市 環境課 カワカミ: 捕獲のかごの設置、動物病院への移動などの実務は、以前から保護活動を行ってきたねころじの会が行っている。 市は、苦情のある自治会の話を聞いたり、依頼を受け、事業・活動を説明した後、ねころじの会へつないだり、市の行事での広報活動、餌やりのルールについて、市のHPで周知を行ったり、片付けをしないで餌やりをしている人等がいれば、指導も行っている。 不妊手術は、天神橋バンビの森どうぶつ病院で行っていて、そこで利用できるチケットを、どうぶつ基金から年間30枚×3~4枚寄付してもらい、ねころじの会へ渡している。 事業については、猫の写真付きで、手術した匹数、捕獲場所、状況などについて、報告書をねころじの会に作成してもらっている。 職員は、猫を捕獲して、不妊手術して、地域猫として返すTNRについての勉強をしており、苦情等についても説明できるようにしている。

たかひらの考える泉大津方式の問題点 1.どうぶつ基金が、チケット配布を辞めた場合、どうするのか? 2.ねころじの会におんぶにだっことなっているが、会が人手不足や、病院への送迎ができない(送迎は会が負担してくれている)などで活動を休止した場合、誰がTNRを行うのか? 1・2とも市の回答:  まだ想定していないが、突然やめることはできないので、想定しておく必要がある。 3.市営住宅で、餌やりを許可していない状況下で、大家として居住者に「ルールを守らせて、猫を敷地内から追い出せ」と、迫られた場合。 市の回答: 今、そのような問題が顕在化していないが、考えておく必要がある。 4.獣医師会に説明はしたか? 事後説明となって、横槍を入れてきた場合、どうするのか? 同じ不妊手術代金を落とすなら、大阪市内よりも泉大津市内に落とす方が良いし、移動も便利だ。 泉大津市内で受ける獣医師がいても、獣医師会に入っていないところとなろうが、それでも獣医師会に根回し的に説明は必要だ。 市の回答: 獣医師会は知っていると推測しています。 泉大津の獣医師が引き受けてくれないかとの話は、今後の課題です。


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